朝の支度はまさに戦場。
「早くして!」と言っても聞いてくれず、気づけば出発予定時刻を過ぎている…。
僕も毎朝、頭の中で運動会のテーマソングが流れるほど慌ただしく過ごしていました。
でも、少しの工夫で朝の支度は確実にスムーズになります。
今回は、2歳児パパとしてワンオペで1時間の朝支度を回す中で見つけた、実践して本当に良かった工夫5選を紹介します。
この記事を読んでほしい人
- 朝、時間通りに保育園に送れないと悩んでいるパパ・ママ
- 子どもの着替え・朝食・支度に手がかかりすぎてイライラしてしまう人
- ワンオペの朝を少しでもラクにしたい人
朝支度で大切にしている基本スタンス
1. 子どもの主体性を奪わない
モンテッソーリ教育の本をたくさん読み漁り、そして何より少年サッカーのコーチ経験を通して、「大人が手を出しすぎない」ことを大切にしています。
自分で選んで動ける仕組みや環境を作ることが大人のできることだと個人的には考えております!
2. プロセスの賞賛(Iメッセージで)
「着替えが上手にできた」という“結果”ではなく、「一人でやろうとした行動」を褒めます。
- 例:「一人で着替えようとしたの、パパ嬉しいわ〜」
結果ではなく過程を褒めることで、自発性がぐんと伸びます。
Youメッセージ(上手だね)よりIメッセージ(パパは嬉しい)を意識。
3. 鬼の前日準備
朝に探し物をすると確実に詰むので、前夜に準備を終えるのは鉄則。
- 保育園バッグの中身を整える
- テーブルに余計な物(お菓子・リモコン)を置かない
- 翌朝の着替えや朝食セットをすぐ取れる位置に配置
我が家の朝の設定
- 子どもは2歳(先日3歳になりました)
- 朝はパパのワンオペ(ママは先に出勤)
- 子どもの起床から出発までの時間は1時間
この条件下で試行錯誤した結果、5つの工夫に落ち着きました。
実践して良かった工夫5選
① 受け入れタイムからスタート
起きた直後に1人だと、機嫌が悪くなり支度が進まなくなります。
そこで最初の1〜2分は、ハグやスキンシップをしっかりして愛情を伝える時間にしています。
布団の中で一緒に「おはよう、起きた?」「よく寝れた?」「カーテン自分開けれそう?」と会話もします。
この小さな受け入れタイムが、朝のテンションを大きく左右します。
② チェックリストで“見える化”
2歳児は文字が読めないので、イラストで描いた朝の流れチェックリストを作りました。
- 着替え
- 朝ごはん
- 歯磨き
- バッグ準備
スタンプやシールなどの外部報酬に頼理すぎると「報酬がなければやらない子」になりやすいので、理想はプロセスがわかるイラストのみ。
我が家では 2枚目のリストでスタンプ卒業に成功しました。
③ 2択戦法
選択肢を与えることで子どもの主体性を育みます。
- 「朝ごはんはパンとご飯、どっちがいい?」
- 「着替えはポケモンとディズニー、どっちが着たい?」
全身黄色のコーディネートで登園したこともありますが笑、「自分で選んだ」という満足感でグズリが激減しました。
④ “じゃあパパが○○しちゃおうかな”戦法
着替えの途中で遊び始めたり、ご飯が止まったりしたときに有効な奥の手。
「パパが食べちゃおうかな〜」
「パパがこの服着ちゃおうかな〜」
と笑いを交えると、「僕がやる!」と再始動します。
手段は色々あると思うのですが、遊びの延長で、楽しく、ユーモアで促すことがポイントです。
⑤ 大人の選択肢を最小限に
親の準備も朝の混乱を招く一因です。
- 僕の服はユニクロの2種類ローテーション(将来は白シャツ1択に)
- 朝ごはんも「プロテイン+オートミール」で悩まない
こうすることで、親自身が「決めること」を減らし、子どもに集中できるようになりました。
まとめ
朝の支度は、子どもも親もストレスフルになりがちです。
でも、
- 子どもの主体性を奪わない
- プロセスを褒める(Iメッセージ)
- 前日準備で環境を整える
この3つを軸にすると、驚くほどスムーズになります。
今回紹介した 「受け入れタイム」「チェックリスト」「2択戦法」「ユーモア戦法」「大人の選択肢削減」 の5つは、我が家で効果があった実践例です。
ぜひ1つでも取り入れて、朝のバタバタを減らしてください。
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